自分の皮膚の銃を持つ芸術家
極端なネタを拾ってくることに関しては、ザイーガのパルモさんは本当に尊敬してしまう。
「こりゃ、ひどい」と感心するいいネタを見つけたと思っても、検索かけるとザイーガがいつもいつも先に取り上げている。
このネタもそうだった。
切り取った自分の皮膚で外装した銃。
SKIN GUN
オランダのJoanneke Meesterさんの2004年の作品。
プラスチックとファイバーの張り型を、Joannekeさん自身から外科的に切り取った皮膚で覆ったもの。
どこの部分の皮かわからないけど、この銃を持てば、まさに「裸の銃を持つ男」なんて言ったりして。
でも、そんなお気楽なこともこの作品にはまだ言えたりするんだけど、2005年のSafe - Not Safeあたりに対しては言いにくい。
「悪魔のいけにえ」か「羊たちの沈黙」のサイコな犯罪者を連想する、人の生皮をパッチワークしているみたいな壊れてしまったた皮膚感覚を感じるコラージュ作品。
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この作品ではもう自分の皮を使ってないとは思うけど、ひょっとして……。
自分の皮膚細胞からクローン技術で培養した皮膚を使うという手もあるしな。