2006年に最もふさわしい建築物

joho19602006-01-15

W杯がある戌年の今年にたぶんいちばんぴったりな建築構造物じゃないんだろうか?犬小屋型のサッカーボール、じゃなくてサッカーボール型の犬小屋。作って売ってるのは岐阜のキミドリ建築さん。この会社には昨年取材でお邪魔した。社長の恩田久義さんは確かまだ30代前半だけど、大工としての腕もすごくいいし、ある意味天才だと思う。このバックミンスターフラーのドームというか、フラーレンの分子構造というか、サッカーボール型のお家をきみどり建築さんでは「バリア」というシリーズ名をつけていて、犬小屋だけじゃなくて、いろんな大きさのを作っている。ちゃんと人用のお家もある。キミドリ建築の展示場においてあるMサイズ直径6メートルの2階建てにはお試し宿泊もできちゃう。僕は社長へのインタビューをこの中でやったんだけど、妙に落ち着く。特にオーディオにはいい環境かなと思う。しかも、水にも浮くしね。で、MサイズがあるからにはLサイズもある。Lは3階建て。驚きはこの3階建てが一棟売れて、今建設中だということ。施主さんはサッカー狂?その酔狂と勇気は称えられるべきだと思う。
キミドリ建築 http://www.g-wood.jp/

宇宙エコロジー―バックミンスター・フラーの直観と美

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