カナリアに歌を教えるヒト

joho19602006-02-03

毎年、ローラーカナリアの鳴き声を競う国際大会が京都で開催されていて、先月15日の今年の大会だったら、予選を勝ち抜いた150人400羽も集まったなんてニュースを読むと、愛鳥家でも何でもない僕はびっくりしてしまう。コンテスト中は集まった人たちは、じーっと1羽1羽の鳴き声に耳を傾けて、いい歌声には小さく「ほぉ。」とか感嘆するんだろうな。風流だな。
ローラーカナリアで検索すると、たくさんの愛好家やクラブが出てくる。どのサイトも決まってカナリアの歌声の音声データがあるので聴いてみると、確かに微細な調子と音程の変化があり、歌声も長くおもしろい。ケータイの着メロにしたらいいかも。ところで、ローラーカナリアの鳴き声の訓練は、教師鳥というのを若鳥につけて教えるのだけれど、うまくいかないと親鳥の歌声の録音を聴かせるんだそうだ。で、さらに音声データの加工が容易になった最近は、自分なりに歌声を編集して若鶏に聴かせて訓練するブリーダーもいるようだ。人間が曲を作って、カナリアに教えるってことだね。そんななかで、カナリアに比べ、人間は体長も寿命も10倍なことから、人間の耳よりカナリアには同じ歌声が10倍遅く聞こえているんじゃないかと、歌声を10倍に引き延ばした音声データが掲示板に投稿されているのを見つけた。 鳥の気持ちになってみようってことだな。ローラービジュアル談話室のなかの 「鳥の時間 [1/9]って書き込みがそれ。
 それにつけても、僕が気になるのはカナリアの着メロの印税はどうなるのか?やはり、ブリーダーが作曲印税で、カナリア歌唱印税?それともカナリアは楽器扱いで印税なし?
京都ローラーカナリークラブ の中の「歌節」ってとこに、分析的な解説と音声ファイルがある