今度のメイドは、遊園地だ

今日発売のスポニチ大阪版に大阪・キタの太融寺にできたメイド遊園地メイドパークスのことを書かせてもらった。メイドパークスは遊園地というのはちょっと言い過ぎな感じだが、カフェ＋リフレ＋フォトスタジオの日本初の複合施設。喫茶のまわりに、小部屋とフォトスタジオがあってその間を自由に出入りできる、小部屋はメイドさんのプライベートルームという設定で、リフレはここで受ける。リフレは秋葉原のメイフットと提携していて、その関係で秋葉原の店にニュース23の取材で来た筑紫哲也の写真が店内に張り出されていた。
　筑紫さんうかつな取材をしましたね。当分、メイドににやけた顔をさらされることになるぜ。
　個人的にはフォトスタジオとの組み合わせに可能性を感じた。コスプレイヤーがグループで借りて撮影して、そのままのコスチュームでカフェになだれ込んだり、貸衣装を借りて撮影してその格好のままカフェでお茶とかできる。僕が行ったときは貸衣装のゴスロリのお嬢様がメイドさんにひざまづかれて、オーダーをとっているという、いい場面に遭遇できた。
　しかし、メイドの店のサイトを見ると、どこのお店でもメイドさんは力不足、経験不足、ドジをせっせとアピールしている。建前上はプロを売りにするのがサービス業の常識の時代にこれは珍しい。なんというか、女優のなりきり感とも、体験レポーターの「私もやってきました（力こぶ）」という体当たりやる気感とも違う、「また、やらかしてしまいました（ドジ眼鏡）」な〈やらかし感〉がメイドさんには求められているのかな、などとよくわからない分析的感想を僕は持つわけですよ。
写真はメイドパークスのメイドさんたち。