磁性流体アートに憂いの篩を連想する
ハリーポッターの新刊「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を読み始めた。
J.k.ローリングは小道具のアイデアがいつも効いていると思う。
これまでにでてきた小道具の中でも、『炎のゴブレット』から出てきた「憂いの篩い」は本当にほしいと思った。
頭の中にある憂いを引っ張り出して、憂いの篩いに入れて、眺める。
ああいう作業は必要だと思う。
それができたら、ラクに生きられると思う。
だけど、実際に自分の頭の中にある悩みを自分の外に引っ張り出すのはむずかしい。
あったら、いいなあ。憂いの篩い。
実際にあったならば、憂いの篩いは磁性流体を使ったアート作品のようなものなんじゃないかと思う。
磁性流体を使ったアートの代表的な作家児玉幸子さんのアートプロジェクトのサイトを見ると
地球上の物理法則に従っていないような、おもしろくて新鮮な形や動きをしている。
なかでも、「波と海胆」という作品が僕は憂いの篩を連想させる。
多少、無理のある連想だけど。
しかし、磁性流体アートのビデオを見ていると音楽をつけたくなるなあ。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
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