WIM DELVOYEのゴールへ生首シュート
旧東ドイツでは唯一のワールドカップの開催地であるライプチヒでも、
6月11日、オランダVSセルビア・モンテネグロ戦を皮切りに試合が始まった。
この日、市内のライプチヒ美術館でも世界24ヵ国のアーティストが参加したサッカーにちなんだ展示が始まった。
その展示の中で注目を集めたのが、ボールに政治家などのマスクをかぶせた作品(写真)。
観覧者は、この転がる生首状態の作品を蹴って遊べるようだ。
ボールを蹴るなら、シュートもしたいものだが、
ちゃんと、ゴールの展示もあった。
ベルギーのWIM DELVOYEさんの作品。
ゴールが額縁になっていて、奥にあるのはネットのかわりに、ガラス板を張り合わせた絵。
シュートすれば、確実に粉砕する。
こんなゴールなら、キーパーもいつもより必死で守るだろう。
そうだ、シュートが決まると、ゴールの奥にキーパーの恥ずかしい写真が出るという仕掛けにすれば、
キーパーはより必死守り、フォワードの得点意欲は増し、サポーターの期待感は舞い上がる。
たとえば、イタリアのキーパーのブッフォンなら、あの美しい恋人との愛のシーンの写真がゴールに浮かび上がるのだ。
もちろん、その写真はWIM DELVOYEさんに撮ってもらおう。
彼には、男女の愛の場面を露骨に収めた作品がある。
それは、あまりに露骨すぎて……見えすぎて
カンチョー
実は、WIM DELVOYEさんは5月10日に書いたブタに入れ墨していた方でもあるわけですよ。
すごいです。この人。
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