WIM DELVOYEのゴールへ生首シュート

joho19602006-06-13

 旧東ドイツでは唯一のワールドカップの開催地であるライプチヒでも、
 6月11日、オランダVSセルビア・モンテネグロ戦を皮切りに試合が始まった。
 この日、市内のライプチヒ美術館でも世界24ヵ国のアーティストが参加したサッカーにちなんだ展示が始まった。
 その展示の中で注目を集めたのが、ボールに政治家などのマスクをかぶせた作品(写真)。
 観覧者は、この転がる生首状態の作品を蹴って遊べるようだ。

 ボールを蹴るなら、シュートもしたいものだが、
 ちゃんと、ゴールの展示もあった。


 



 ベルギーのWIM DELVOYEさんの作品。
 ゴールが額縁になっていて、奥にあるのはネットのかわりに、ガラス板を張り合わせた絵。
 シュートすれば、確実に粉砕する。
 こんなゴールなら、キーパーもいつもより必死で守るだろう。


 そうだ、シュートが決まると、ゴールの奥にキーパーの恥ずかしい写真が出るという仕掛けにすれば、
 キーパーはより必死守り、フォワードの得点意欲は増し、サポーターの期待感は舞い上がる。
 たとえば、イタリアのキーパーのブッフォンなら、あの美しい恋人との愛のシーンの写真がゴールに浮かび上がるのだ。
 もちろん、その写真はWIM DELVOYEさんに撮ってもらおう。
 彼には、男女の愛の場面を露骨に収めた作品がある。


 それは、あまりに露骨すぎて……見えすぎて



 


さらに、露骨な……(18禁)


 カンチョー



 



実は、WIM DELVOYEさんは5月10日に書いたブタに入れ墨していた方でもあるわけですよ。
 すごいです。この人。



Pigs

Pigs

Wim Delvoye: Cloaca

Wim Delvoye: Cloaca