あたたかいうちがおすすめのアイストースト
今週の月曜日に出たスポニチ大阪に新八茶屋のアイストーストのことを書いた。
今のところ天保山マーケットプレースで7月10日までやってるアイス博覧会の会場でだけ食べられる限定品だ。
細切れのきしめんを混ぜ入れる名古屋の茶っきり娘のきしめんアイスのように、ちぎりトーストをアイスクリーム混ぜるのはなく、
アイスクリームをトーストするわけでもなく、
やきたてトーストの上にアイスクリームを乗せて食べるというものだ。
温かいものの上にアイスクリームを乗せるという点では菊やのアイスクリームラーメンと発想は似ているような気もするが、あれよりはまっとうだと思う。。
にしても、暖かいものの上にアイスクリーム乗せたら、溶けるでしょう。
だらだら溶ける前に食べるなら、速攻でがっつかなければならないでしょう。
しかも、トースト1枚を溶ける前に食べきるとなると、相当がっつかなければならないでしょう。
などと、岩田美雪に負けない早食い大会の気合いで試食させていただいたのだが、
予想外にも、アイスクリームをちゃんと味わいつつ、トーストもしっかりお腹に入れられた。
アイスクリームの上にかけるチョコレートソースがアイスクリームを保護し、
アイスクリームを乗せる部分にだけ、敷かれた生八つ橋がトーストの熱をアイスクリームに伝わらないように遮断しているからだった。
それでも、少しはアイスが溶けるんだけど、それは生八つ橋のない下の方でトーストにしみこんでトーストのいい味付けになったりする。
なるほどね、京都・嵐山の甘味処である新八茶屋の手持ちの食材を組み合わせただけのようで、うまいこと考えてますわ。
とりあえず、アイスとトーストはやはり別々に食べたいものだ、という感想は持たなかった。
アイスクリームなのに、あたたかいうちがおすすめなのだよ。
見回すと結構な割合で女の子が食べていたので、人気だったようだ。
8月末からは嵐山の本店で出すようだが、これは修学旅行生あたり受けて、定番化するんじゃないかって気がする。
「話題性狙いでこんなものつくちゃってぇ、まったく」といえるようなまずいものじゃなかったのが、ちょっと残念だったあるよ。