影のスタンドと遊ぶ

joho19602006-04-04

 3日前の記事ジョジョ立ちのことを書いてから、ジョジョの奇妙な冒険のことをよく考える。
 たとえば、アメリカのアーティスト、アダム・フランクの作品シャドウを応用すれば、3部に出てくる影をあやつるスタンドのアレッシーの場面も再現できるんじゃないだろうか?
 仕組みはよくわからないけれど、シャドウは3D映像とセンシングを組み合わせたインタラクティブアートで、観客が何もない薄暗い展示会に入るとセンサーが感知して、影が現れる。
 アダム・フランクのサイトには、展示風景の映像があるが、これが結構おもしろい。観客が近づくと、影は「来ないで!」って態度で逃げ、観客が下がると追いかけてきて、じっとしていると寄ってきて、影が観客の影と交錯すると、バーチャルな影は観客の影の中に潜むみたいに消えてなくなる。
 おとぎ話や絵本に出てきそうな影のエピソードを現実にしたような作品。がさつなキャラのアレッシーには似合わないか。
 シャドウはアテネオリンピックにも出展されたらしい。ジョジョの奇妙な大運動会にはいかがだろうか?
 アダムフランクは光と影の作品が得意なようで、こんなランプもデザインしている。ファンタジック。


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