影のスタンドと遊ぶ
3日前の記事にジョジョ立ちのことを書いてから、ジョジョの奇妙な冒険のことをよく考える。
たとえば、アメリカのアーティスト、アダム・フランクの作品シャドウを応用すれば、3部に出てくる影をあやつるスタンドのアレッシーの場面も再現できるんじゃないだろうか?
仕組みはよくわからないけれど、シャドウは3D映像とセンシングを組み合わせたインタラクティブアートで、観客が何もない薄暗い展示会に入るとセンサーが感知して、影が現れる。
アダム・フランクのサイトには、展示風景の映像があるが、これが結構おもしろい。観客が近づくと、影は「来ないで!」って態度で逃げ、観客が下がると追いかけてきて、じっとしていると寄ってきて、影が観客の影と交錯すると、バーチャルな影は観客の影の中に潜むみたいに消えてなくなる。
おとぎ話や絵本に出てきそうな影のエピソードを現実にしたような作品。がさつなキャラのアレッシーには似合わないか。
シャドウはアテネオリンピックにも出展されたらしい。ジョジョの奇妙な大運動会にはいかがだろうか?
アダムフランクは光と影の作品が得意なようで、こんなランプもデザインしている。ファンタジック。
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/07/10
- メディア: コミック
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